僚船と共に(10月12日(木曜日)


前回の釣りから四日しか経っていないのに、
居ても立っても居られなくなりなりました。

天気予報が今しかないと、言っているのです。

わぁ〜い♪

と叫びたいところですが、冷蔵庫が満杯。

満杯ではどうにもなりません、



ワタクシくらいのジジイになると、
天気予報と前回の釣果から、本日の水揚げ量が
エヘン、分かっちゃうかもで、

たっぷり釣れると分かっているのに、
家に持ち帰ることができない悲しさよ。


その悲しみを吹き飛ばしてくれそうな
なつかしき良き友が、
エンジンを鳴らしてやってくる♪


会えるだけでも嬉しいのに、
さらに嬉しくさせる彼等のクーラーボックス。

ボックスの中は白く輝く氷と、広い空間が
頭に浮かんできました。


ウフフ
ワタクシの分のスペースも確保できそうな(笑)



急げ
ウネリのない湾口へ

急げ大物の潜む魔海へ、

ナカニシ先輩グループと一緒だから
どんなに沖へ出ても安心です。

ときどき激しく海面が騒ぎます。

久しぶりに見るナブラ、
小魚を追いかけまわしている大型魚の正体は?

移動するナブラを追うのですが、一向に釣れません。



早く確かめたい、

ナブラの正体は?




な〜んだ、

こいつだったのか。

シイラだからシイラないで済ませましょう。





さて、気になる僚船は


おお!
 
デカタモが出ています。






クローズアップしましょう



















・・・




はじめてご覧になる方々は、不思議なシーンに
思われるでしょう。

えー
タモを用意しているのがナカニシ名人
獲物に満面の笑みなのがイシカワ名人


名人たちですから品があります。

けっしてゴボウ抜きなんかしません。

どんなに小さくても慎重に大事にされます。

しかも
釣り上げの感動も、けっして省略されません。


品がありますから






(10月12日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

ワタクシも感動しなきゃ

これすべてタイラバ(スカート無し)の釣果です。


名人たちと昼過ぎまで過ごした湾口、

こんなに気持ちの釣りは、滅多にありません。




さて、
気になる名人たちの釣果ですが、
たぶんワタクシと同じくらいだと思います。

ただ、
それ以上に穏やかでないのが、
名人たちの前日の釣果。

湾内でナカニシ名人の55cmを筆頭に、
入れ食い状態があったようなのです。


余談ですが、

品のある名人たちですから、
けっして得意げにしません。


が、
55cmの一言の、
その歯切れの良さだけはなんとしたものしょう(笑)



さらに余談ですが、
入れ食いのほとんどは、養殖系メタボということです。


メタボ → 容量大 → クーラーボックス空きスペース圧縮

したがって
ワタクシの釣果は全て家に持ち帰ることに
なりました。




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