底を味わい尽そう(3月4日(日曜日)

3月は一年を通して最も釣れない時期と言えるでしょう。

しかし寒さが遠のき、日増しに暖かくなる途端に、
体がウズウズしてきます。

1年で一番、釣りに行きたくなる時期なんですね。


初めてお会いした四日市からの釣り師、
ワタクシと同じ2馬力船外機。

出船は田曽浦の砂地とのこと。

この後ですが、なんと丸々太ったブリをタイラバで釣ったと
メールがありました。

おめでとうございます!








同じく初めてお会いした奈良県からの釣り師、
そして船外機も同じく2馬力。

出船は五ケ所浦ちかくの漁港とのこと。

装備が半端じゃありません、
ベテランらしく力が入っています。








同じく初めてお会いした滋賀県からの釣り師、
船外機は9馬力。

出船は内瀬の漁港スロープで、
使用料は1,000円だったとのこと。

確かなフットワークで湾外遠くまで、
所狭しと走られていました。







みなさん、お会いした時点では、サッパリダメだと
お嘆きでした。

魚の活性が一番低い時期ですから、
何をやっても辛い結果が待っています。

この時期に釣りをすることは、
たとえばどうなんだろう。

スキーシーズン前に、
猫の額くらいの初雪を、泥んこだらけになって
滑るスキーヤーかなあ。


たとえば
海水浴シーズンが待ちきれずに、
冷たい海に飛び込み、唇を震わせながら
大笑いする男子高校生グループか。


アハハ
根っからのバカなんだねえ


ワタクシも同じバカだから
大好きなんです、こういう人たち。





(3月4日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm
 
先回と同じで大きさも同じのマゴチでした。

一日やって、赤が一つもなく、
まさに底、ど・どん底です。


けれど、このどん底感がとても大事。

どん底を味わった人だけが知る、
あの乗っ込みシーズンのうれしさを思い出そう。


どん底が深ければ深いほど
やがてやって来る感激はとても言葉になりませんよ。

・・・

そうでも思わないと
だれがこんな時期に釣りなんて(笑)




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