雨のち釣り(7月26日(木曜日)


異常気象の暑さが続いています。

7月10日から25日まで連日の猛烈な熱さ、
雨が降った記憶がないのです。

か弱いジジイにとって、こげつく太陽は
命取りになりかねません。

晴天が続く天気予報と、毎日ニラメッコが続きました。

曇りの予報は、待ちに待った釣り日和。






釣り始めて間もなく型の良いホウボウですが、
リリース。

なぜリリースかと言うと、
10日前のナカニシ名人グループの釣果が
頭から離れないからです。


64cmのマダイの他、50cm超えが何匹も。
トドメが55cmのシロアマダイとくれば、

いくらワタクシが落ち目といえど

ホーボウを大事そうに持ち帰れますかって!






良型のマハタです。

今は凡人ですが、むかし名人と言われた(?)
こともありますよって、

ええ、

これも躊躇なくリリースです。






60cm超えのスズキ。

これもリリース・・・ではありません。

実は水面でアップアップしていたのを見つけ、
すかさずタモですくったのであります。

急速な水温上昇で酸欠になったのでしょう。



凡人ですからカッコつけるのもム〜リ、
大事に持って帰ります。






大きくて、とっても美しい天然マダイ。

お腹の空気を抜いて回復を待っているところです。

どうしたかって?


ふふふ


ヒ・ミ・ツ






厚い雲に覆われ、帰る寸前の空模様です。

本日の天気予報は、各社が [ 終日曇り ] のはず。

なのに、
猛烈な土砂降りに何度見舞われたことか。

下着のパンツが、雨合羽の隙間から侵入した水で
濡れてきました。

またたく間にボートに水が溜まり、足のくるぶしまで
浸かる有様です。

一面灰色で視界がききません。


せいぜい
近くの筏に身を寄せるのが精一杯。


ポートの水を掻い出しても、掻い出しても
溜まる一方です。


動くと危険ですから帰るに帰れないのです。







53cm

帰らなくて良かった!

パンツがずぶ濡れになっても、続けたかいが
ありました。


あまりのうれしさに、
ためらいもなくリリースしたのよね。





(7月26日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm
 
雨合羽を着ては脱ぎ、脱いでは着てを
何度繰り返したでしょう。

暑いから脱ぐと、すぐに水面をたたく雨音が・・・


水が溜まれば汲み取らねばならず、
まさに退屈とは無縁の釣りでした。




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