今年の釣り運(1月1日元旦(火曜日)


あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。

正月を迎え、
お婆さんは朝早くから孫たちの世話で大忙し。

お爺さんは静かになりたくて、朝早くから
家を出ることにしました。


向かったのは海。

そこは何もかも自由で、お爺さんにとって
天国でした。



おや?

「同じような人がいるもんだなあ」、
とお爺さんは驚きました。


最初はヤナさん。
前日にブリを4、5匹ほど釣って、
ウデが疲労でパンパンだと嬉しい悲鳴です。

次にスギさん、
我が家に訪ねてくれたササユリ愛好家です。

その次はミスター]さん。


元旦ですからだれもいないと
思っていたのに、

意外と多くの同病人がいるだなあ、と
お爺さんは感心しました。







意気込んで海に出たのに、
こんなものしか釣れない五ケ所湾。

記録を残そうとカメラを向けるのですが、
あまりのデカさに全体が写りません。

しかたなくウデを精一杯伸ばして、カシャ。


アハハ
お爺さんは思わず苦笑い。

釣った魚をバカデカく見せるために、
カメラに向かい腕を精一杯突き出す撮影法の、
これは、その逆だったのです。



天気は上々、波も穏やかで、
お爺さんにとって今年を占う大事な釣り
になると思われました。




(1月1日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

しかし、これしか釣れません。


まさに象徴的です。


結果を厳粛に受け止め、
2019年も、地味さは避けられないなあ、と

お爺さんはつぶやくのでした。




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