(3月26日(木曜日)


本日は決め打ち、

朝一番に迷うことなく湾口へ直行です。


この時期に湾内、湾口とも釣果は期待できません

ならば同じボーズなら確実なところを選びましょう、
ってんで、ボーズ前提での行動です。




釣りというものは、経験値がものを言いますね。

それは
成功したときよりも挫折の記録といえましょう。

とくに丸ボーズの記録は貴重でありますから、
過去を振り返り、瞬時に思い出さねばなりません。


思い出すきっかけも大事

海面間近に咲く山桜に、
なにを想う?




潮をまともに浴びて、よくぞ生きているなあって、
いつも感心します。
植物にとって塩分は大敵なはずなのに。


塩分対策はいかに?

まず葉をコーテングして、塩が付着しても雨で簡単に
洗い流せる工夫が必要となりましょう。

そのコーテングですが、なんといっても下地が大事で、
肉厚で頑丈な葉が欠かせません。

海岸に生えるウバメガシ、ヤマモモ、トベラ、クロマツなどの
常緑樹を思い出してみると、なるほどとうなづけますね。

彼らは過酷な環境で生き延びるために、
たっぷり費用をかけ丈夫な葉を生み出したのです。

また長年の歳月を重ねコーテング技術(革質)も磨きました。

彼ら常緑樹にとって、
落葉樹のように、秋になればあっさりと葉を捨て去るなんてことは、
元がかかっているだけに出来ないでしょうね。


となると
落葉樹のヤマザクラは、なんなのよ?

あの薄っぺらの葉で、しかもコーテング無しで、
どうして生きていけるのかしら


とても不思議です



ただ不思議でないのは、
いままでヤマザクラの花の時期に
釣れたためしが無いこと。

これは何度も繰り返された事実。


ヤマザクラの開花は、
釣果期待度が限りなくゼロであることを意味するのです。







 
 (3月26日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

湾口は1%の期待がありましたが、
約定された激シブ。


まあ、ヤマザクラの季節ですから当然のことです。



ですが、

なんというか、

300年に一度の運命を背負っていると、

ええ
ワタクシの口からは言いにくいのですが





 
 
シロアマダイ36p

今日を含めた記録であります

1 2015年12月23日  44cm 
2 2018年02月09日  51cm 
3 2018年12月02日  50cm 
4 2018年12月02日  39cm 
5 2019年01月04日  56cm 
6 2019年01月15日  42cm 
7 2019年02月03日  50cm 
8 2019年08月07日  37cm 
9 2019年12月21日  39cm 

  2020年01月04日  20cm 
  2020年03月07日  33cm 
  2020年03月26日  36cm 


永世名人
(10匹で誕生)は、いただいたも同じかと、

奇跡を呼ぶにふさわしいのが永世名人です。


40p以上となる10匹目は、
もはや時間の問題といってイイでしょうか(笑)




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