ササユリ
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移住して2ケ月、相当に疲れています。

4月に始めた草刈りも、2回目に入りました。
樹木の伐採も予定の半分に到達しました。

とりあえず一段落です。
余裕をもって来客を迎えましょう。



ネット越しに撮りました。
黒色ネットなので遮へい感がありませんね。

5段の畝に野菜が育っています。
今年の夏野菜は試験栽培。
冬野菜から本格に取り組む予定でした。

しかし、何がどう狂ったのか
苗がガンガン成長しているではありませんか。
肥料はマルチ対策として、腐葉土を被せただけなのに。

小玉スイカ、葉ネギ、オクラ、キューリ、ミニトマト
それに直播のトウモロコシ。

いいですねえ
野菜の出来具合を種に
来客との話も弾むのであります。























ササユリが咲きました。
今年になってはじめのこと、
来客の熱い視線を受けるのです。

昨年の秋口のことです、
球根がイノシシに徹底的に食われました。

もう全滅かと思っていたのに
かろうじて残っていたのです。

しかも、しかもです。
昨年は気が付かなかった場所からも
次々と咲き出しました。


先ほど妻が数えてきました。
花の数が55個。


いじらしいなあ

















ササユリは暗すぎる森林では育ちません。
さらに
シカやイノシシにとって大好物です。

ですから、ササユリは
人間が守らねば生きていけない、と言われています。

数十年前まではどこにでも生えていたそうです。
それがいまや、全滅寸前の希少植物なのです。

ササユリにとって
明るい林床が約束され、害獣の食害をうけない
環境とは何だったのか、
そうです
里山なんですね。

里山があってこそ、ササユリが在りえるとしたら、
ササユリは
里山の代名詞と言えるじゃありませんか。

我が庭はササユリが一杯

ボカアー
シアワセだなあ
死ぬまでササユリを離さないぞ♪






シアワセをさらに感じさせてくれた
地元のかたがたです。

自生のササユリが
庭に咲いているのは珍しいと、
地元の植物愛好家が訪ねてくれました。


花好きな来客は大歓迎です。

ただ花が好きです、という人は
ダイダイスキです。

オープガーデンの構想から8年、
来年はいよいよ開始しようと思います。

邪心に戻って、花談義に時を忘れましょう。
ココロをこめて抹茶を立てましょう。
ササユリが咲く頃、
来年の6月初旬に決めました。

地元の植物愛好家に
協力してもらって、
楽しい鑑賞会にしたいなぁ