コンクリートミキサー	...............
ドクターとの共同作業 お隣のドクターとカーブミラーを取り付けます。 ドクターはマルチ人間。 およそ呑気に過ごせないタイプなんでしょう。 医者の傍ら、クルーザーの整備はもちろん、車検も ご自身でやると聞いてビックリです。 お隣だからだいたい分かるんです。 土木、大工、水道、左官、溶接、電気・・・まさにマルチ職人。 出来ない職種を探すほうが難しいでしょう。 なかんづくライフワークが平和運動と知ったときは、 とても嬉しく思えました。 さて、わが家に通じる私道の途中に、大きな曲がり角が あります。 過去に追突しそうになったことも何度かありました。		死角なし！ ドクターに改善策を相談しました。 早いですね。即答でした。 材工とも全て自前です。 材料はネットで取り寄せました。 ときは夏の真っ盛り。 ドクターは７２歳、ワタクシ６３歳。 かくしてカーブミラーが立てられました。 ドクターも私も本職ではありません。 ああ恐るべしや　「有言実行」
正門階段の改修
....		積年の恨みじゃありませんが、 正門からのアプローチが気になって仕方がありません。 踏み面に埋め込まれた丸石ですが、大きすぎるため 雨で濡れると滑りやすいのです。 しかも逆勾配ですから水はけが悪く、いつまでも 濡れたままです。 さらに蹴上の高さが不揃いですから、うっかり転び そうになるのです。 これは女性の来客にとって、辛いことです。 一刻も猶予なりません。 秋を待たずに改修工事を始めました。
カッターでコンクリートを切り、ハンマードリルで玉石を 斫り取ります。 蹴上の玉石を積みなおし、蹴上の高さを調整しました。 次に踏み面の地盤を、タコで何度も突き固めました。 ここまで全て筋書どおり、淡々と進めます。 さて次は何をしましょう。 コンクリート打ちの前にしなくてはいけないこと、 そうです、コンクリートの生練りですね。 実はこれが一番辛い作業。 これさえ無ければシアワセで満たされるのに・・・ ささやかな願いが星に届きましょうか。 さあいまこそ、ゼニの力が試されるときです。		ネット販売で購入 運送費、代引き込みで３万７５００円也。 なんのためらいがありましょう。 ご覧ください、ゼニの威力。
....		さっそく生コンクリートを打ちます。 わがコンクリートミキサーのおかげで作業が スムーズに進みます。 ただし、難点があることも確かなことです。 ミキサーの奥にセメントが固まりがちで、何度も 電源を切り、かきとらなければなりません。 それにしてもなんて楽なんでしょう。 手練りに比べ、１０倍も得してる気持ちです。 もっと早く、「アナタ」に会いたかった。
基礎コンクリートを打った翌日は仕上げです。 踏み面の仕上げは当然のこと、洗い出しに決まり。 作業足場の確保から一段抜きに進め、 二日間で仕上げます。 最初の一日は、早朝のに雨をやり過すのに 時間を食いました。 大変だったのが二日目。 作業の一番大事なときに、いきなり大スコールです。 コンクリートが固まらないうちは、雨こそ大敵です。 ミキサーには練り上げたばかりの生コンが。 階段には打ち終えたばかりの生コンが。 もっと悪いことに、セメント袋から 取り出したセメントがバケツにテンコ盛り。 これはパニックです。 すぐに止むだろうと思っていたのに、 延々一時間も土砂降りが続きました。 天気予報は大雨の気配など微塵もなかったのに。 びしょ濡れになってブルーシートを掛けていたさ中でした。 ふと胸にこみ上げてくるものがあって・・・ ああ、オレは青春、もとえ、ジジイしてんだなあ、てね。 最悪事態を楽しんでいるんです。
...		朝の５時半に作業を始め、 昼飯抜きで終了したのが３時すぎ。 雨後の処理に、てこづりました。 やれやれ、無事に終えてニンマリ。 なんとか遊びゴコロも残せたようだし・・・ だれか気づいてくれないかなあ